梅雨に入ったことや新型コロナウイル感染拡大防止のこともあってかSNSでトレンド入りするまでに人気な”ハッカ油”
そんな中で「ハッカ」と「ミント」は何が違うの?と疑問に思った人も多いと思います。
今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。
ハッカとミントの違いだけでなく、ミントの種類による違いなども併せて紹介しているので知識をまた一つ増やすきっかけとして読んでみて下さい!
ハッカ油を使ったライフハックや注意点はこちらに書いてあるので読んでみて下さい。
ハッカとミントは同じ⁉︎

実はハッカとミントは同じものです。
更に厳密に言うとハッカはミントの中の特定の種類を指します。
ミントはシソ科ハッカ属の植物の”総称”なんです。
では、なぜミントの中でもハッカという名称で呼ばれるのか…。
それはミントは大きく3種類に分けることが出来ますが、精油の成分で見てみると2種類と1種類に分けることが出来ます。
その2種類がハッカと呼ばれるものです。
ミントの種類
種類(変種)は600種類以上あると言われているミントですが大きく分けて次の3種類があります。
・スペアミント
・ペパーミント(セイヨウハッカ)
・ジャパニーズミント(ニホンハッカ)
ペパーミントとジャパニーズミントがハッカと呼ばれているものです。
(特に日本原産のものがハッカと呼ばれたりもします)
それぞれの特徴
スペアミント
→優しい香りが特徴で料理などに広くも使われている。
ペパーミントより歴史が長い。
ペパーミント
→清涼感のある強い香りでガムやハーブティーによく使われる。
スペアミントとウォーターミントの自然交配で生まれた品種。
ジャパニーズミント
→I -メントールの量が一番多くマウスウォッシュなどで使われることが多い。
では、ハッカと呼ばれる2つとスペアミントでは何が違うのでしょうか?
ハッカとスペアミントの違い

ハッカ(ペパーミント・ジャパニーズミント)とスペアミントの違いは〈精油の成分が異なる〉といった点があります。
ペパーミント(セイヨウハッカ)
主成分:I -メントール
スペアミント
主成分:I -カルボン 約60%
リモネン 約10%
I -メントールの量の比較
ジャパニーズミント(約70%〜約90%)>ペパーミント(約50%〜約60%)>スペアミント(含まれない)
ミントの呼称の違いをまとめ
ミントは総称で、その中でも特定の種類のものがハッカと呼ばれます。
また、ミントの中でも精油の主成分が違うものがあり、それによって呼称も変わります。
普段何気なく過ごす中で様々な使われ方をしているミントに目を向けてみるのも楽しいかもしれませんね。
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